北海道美幌町は12日、委託料の支払事務や補助金の交付手続きを長期間放置し、町に損害を与えたとして、職員2人を懲戒処分にしたと発表しました。
処分を受けたのは、美幌町立国民健康保険病院に所属する40代の男性一般職員(事案当時は経済部勤務)と、福祉部に所属する60代の男性管理職員(事案当時は経済部勤務)です。40代の職員は減給10分の1(2か月)、60代の職員は戒告の処分となりました。
町によりますと、40代の職員は経済部商工観光課に在籍していた際、業者から請求書を受理していたにもかかわらず適正な事務処理を怠りました。その結果、2業者3件の支払いが遅れ、町は損害賠償として遅延利息を支払う事態となりました。
また、同職員は「中小企業融資利子補給等補助金」など3件の補助金事務においても同様の放置を続け、計91件の補助対象者に多大な影響を及ぼしました。中には対象者から数回にわたって催促を受けていたにもかかわらず、数か月にわたり支払事務が行われなかった事案も含まれています。
町はすでに未払金の支払いを完了し、対象者への謝罪を行ったとしています。平野浩司町長は「職務の信頼を著しく失墜させたことは誠に遺憾であり、深くお詫び申し上げる」とコメントし、チェック体制の強化と再発防止に取り組む考えを示しました。



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