神奈川県藤沢市の自宅で1歳11カ月の長男を殺害したとして、横浜地検は15日、鎌倉市市民防災部の職員、鈴木真理子被告(35)を殺人罪で起訴しました。地検は認否について公表を控えています。
起訴状などによりますと、鈴木被告は2025年5月19日、藤沢市内の自宅にて、長男を浴槽の水に沈めて溺れさせ、低酸素脳症により死亡させた疑いが持たれています。
この事件をめぐり、神奈川県藤沢北署が今年2月に殺人容疑で書類送検し、在宅での捜査が続いていました。しかし、横浜地検は「証拠隠滅や逃亡の恐れがある」と判断し、5月14日に鈴木被告を逮捕しました。
神奈川県児童相談所によりますと、事件当時、長男が心肺停止の状態で見つかった際、警察からネグレクト(育児放棄)の可能性があるとして児童虐待防止法に基づく通告が行われていました。児相による聞き取りに対し、鈴木被告は当時の状況について明言しなかったものの、それ以前にトラブルを確認した事実はなかったとしています。
職員の起訴を受け、鎌倉市の松尾崇市長は「市職員がこのような事態で逮捕・起訴されたことは極めて遺憾であり、深くおわび申し上げる。事実関係を精査し、厳正な処分を行う」とのコメントを発表しました。



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