市職員が約1000万円着服 FXやギャンブル資金に充て懲戒免職 沖縄・豊見城市

沖縄県豊見城市は、職員による公金着服を受け、経済建設部農林水産課の主任主事、藤崎貴也氏(38歳)を免職処分とした。処分日は令和8年3月9日で、服務違反、法令遵守義務違反、信用失墜行為を理由としている。

藤崎氏は令和7年10月から12月にかけて、課の積立金91,000円、優良母牛導入支援事業補助金3,730,000円、緑の募金203,000円、計4,024,000円をFXやギャンブルの資金に私的利用する目的で着服した。また、令和6年度分の優良母牛導入支援事業補助金6,250,000円についても着服を認めており、既に本人が補填済みである。

事案発覚後、市は法律顧問や警察署と相談し、令和8年1月9日から分限懲戒審査委員会で調査を実施。着服した金額は令和8年2月13日までに全額弁済された。管理監督職にある者には訓告が行われ、特別職である市長・副市長の給料もそれぞれ10分の1減額する措置が取られる。

再発防止策として、市は通帳と印鑑を職務上位者が別々に管理する体制を導入。また、事務手順の点検やチェック体制の強化など、事務執行体制の抜本的な見直しにも着手した。

徳元次人市長は「市民の信頼を著しく損ねる重大な不祥事であり、全職員が厳粛に受け止めている。全庁を挙げて倫理意識の再構築と再発防止策の徹底に取り組む」とコメントした。

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