豊島区の54歳係長を戒告処分 不適切な事務処理で区に損害

東京都豊島区は2026年3月24日、不適切な事務処理により区に損害を与えたとして、環境清掃部の54歳の男性係長を3月23日付で戒告の懲戒処分にしたと発表しました。

区によりますと、この係長は教育委員会事務局に在籍していた際、区立小中学校の児童・生徒用タブレットPCの修理について、組織としての意思決定を経ずに本来の委託先とは別の業者へ発注を行いました。さらに、校務用パソコンやサーバーの更新を遅延させたほか、校務支援システムのクラウド化に関しても必要な手続きを取らずに方針転換するなど、不適切な処理を重ねていたということです。

この事案により区に損害が発生しましたが、過去の判例などを踏まえ、損害額の半額にあたる595万450円が当該係長に請求され、すでに全額が支払われています。また、残る損害分についても関係する管理職の間で分担して寄付が行われたとのことです。

管理監督責任として、当時の所属長であった61歳の副参事と59歳の副参事の2名に対しても、口頭による厳重注意処分が下されました。

高際みゆき区長は「区政に対する信頼を失墜させる重大な事案であり、責任を痛感している」と謝罪し、今後は契約ルールの再徹底や風通しの良い職場づくりを通じて再発防止に取り組む考えを示しています。

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地方公務員懲戒・不祥事
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