香川県高松市消防局は2026年5月8日、頭部を打撲した市内の男性からの119番通報に対し、救急隊への出動指令を適切に行わなかった事案が発生したと発表しました。
消防局によりますと、事案が起きたのは前日の5月7日午後4時ごろです。高松市内の60代男性が頭を打ったとの通報が消防局情報指令課に入りましたが、聞き取りの結果、この時点では救急出動は行わず、救急電話相談窓口(#7119)の案内のみで対応を終了しました。
その後、午後4時17分に同じ男性に関する2回目の119番通報を受信しました。しかし、他の通報対応などが重なっていたことから、担当の指令員が出動指令を出すための手動操作を怠ったということです。
さらに、同日午後6時48分に通報者から3度目の連絡があり、そこで初めて出動指令が出ていないことが発覚しました。改めて救急車の必要性を確認したところ、男性の症状が落ち着いており不要との回答を得たため、最終的に搬送は行われませんでした。
消防局はその後、電話を通じて家族に謝罪し、男性の容体を確認しました。現在、男性の症状は安定しているとのことです。
高松市消防局は、通報の受信から出動指令に至る一連の業務手順を再確認し、再発防止を徹底するとしています。



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