神戸市立学校で教職員による不適切な指導が20件判明 | 公務員ニュース

神戸市立学校で教職員による不適切な指導が20件判明

朝日新聞による神戸市教育委員会への情報公開請求により、2025年度に同市立の小・中・特別支援学校の教職員らが、児童・生徒の心身に被害を及ぼす不適切な言動で計20件の処分を受けていたことが分かりました。

これらの事例は、懲戒処分(免職、停職、減給、戒告)には至らない「文書訓戒」「口頭訓戒」「口頭厳重注意」の非公表処分に該当するものです。内訳は文書訓戒が6件、口頭訓戒が3件、口頭厳重注意が11件となっています。

開示された文書によりますと、具体的な事例は以下の通りです。
・中学校の70代男性講師が、生徒の口に養生テープを貼り、教室外へ引きずり出す。
・小学校の50代男性主幹教諭が、指導に従わない児童の側頭部をたたく(当該教諭は過去にも体罰で懲戒処分歴あり)。
・小学校の20代男性教諭が、給食を残した児童を同級生らの前で非難するような問いかけを行い、当該児童が数カ月間欠席する。
・中学校の50代男性教諭が、指導の際に生徒を大声で叱責する。
・その他、遊びの中で児童に骨折を負わせたり、面談で保護者に不適切な表現を用いたりした事例。

文部科学省は2023年度から、全国の学校におけるこうした不適切な指導の集計を行っています。神戸市教委がすでに公表している2025年度の懲戒処分は10件あり、セクハラによる免職や体罰による戒告などが含まれていますが、今回の情報公開により、公表されていなかった多くの被害実態が明らかになった形です。

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教職員懲戒・不祥事
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