兵庫県尼崎市は、高額療養費制度の利用者に対し、合計で約4000万円を適切に支給していなかったと発表しました。
尼崎市によりますと、支給漏れがあったのは2023年6月までの5年間に対象となった約2200世帯です。不足している支給額は、合計で約4000万円に上るということです。
高額療養費制度とは、医療費の自己負担額に上限を設ける仕組みで、乳幼児などを対象とした福祉医療費助成制度と組み合わせて利用することができます。
市によりますと、2023年9月に事務処理用システムを刷新した際、福祉医療費の助成対象者が含まれる世帯において、高額療養費の計算方法に誤りがあることが発覚しました。
この事態を受け、尼崎市保健局保健増進部の牧直宏部長は、対象者への謝罪とともに、市民の信頼を損ねたことについて深く反省する意向を示しました。
市は今後、対象となる世帯に対して2025年2月に申請書を発送し、同年3月下旬以降に順次不足分を支給する方針です。


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