鹿児島県霧島市は、市内で発生した個人情報の紛失や漏えいに関する事案3件を公表しました。
1件目は、2026年4月15日に健康増進課から公表された乳幼児精密健康診査受診票の紛失です。市が鹿児島県医師会へ委託している健康診査において、2025年11月に市内の医療機関で受診した4名分の受診票が紛失しました。医療機関が同年12月2日に医師会へ受診票をメール便で発送したものの、2026年3月に未入金が発覚し捜索した結果、紛失が判明しました。受診者4名の氏名、生年月日、保護者氏名、居住地、検査所見、医療保険情報などが漏えいした可能性があります。追跡不能なメール便を使用したことが原因で、市は医師会に対し、追跡可能な発送方法の徹底など再発防止を要請しました。
2件目は、同年5月18日に公表された市立小学校における児童の個人情報資料の漏えいです。2026年4月15日、学級担任が職員用デスクに置いていた資料が、誤って児童1名の持ち帰り用ケースに紛れ込みました。同月17日、資料を発見した保護者からの連絡で事案が発覚しました。漏えいした資料には、児童の氏名、性別、学力、運動能力、家庭環境、特記事項などが記載されていました。担任が個人で保管し、適切な管理がされていなかったことが原因です。学校は保護者向けの臨時説明会を開いて謝罪し、今後は資料を鍵付き書庫で保管するなどの対策を徹底するとしています。
3件目は、同じく5月18日に公表された地域福祉課による戸籍謄本等公用発行依頼書の誤送付です。2026年2月27日、当時の保健福祉政策課の職員が他自治体へ発送した封書において、宛名と中身の入れ違いが発生しました。同年3月3日に送付先の自治体から指摘を受け、未開封のまま回収して確認したところ、対象者1名の氏名、生年月日、本籍地、筆頭者の情報が誤送付されていたことが判明しました。発送時の複数人による確認が不十分だったことが原因であり、同課は今後、自席での封入作業を避け、複数人による確認手順を徹底するとしています。


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