長野県阿智村にある特別養護老人ホームの利用者が2024年に死亡した件について、施設を運営する阿智村社会福祉協議会は9日、「組織的な判断態勢が十分でなかった」とする検証委員会の報告内容を公表しました。
この事案は2024年3月、阿智村の特別養護老人ホームでショートステイを緊急利用した、同村内の当時83歳の女性が入所2日後に死亡したものです。女性は日常的に訪問介護を通じてたんの吸引を受けていましたが、施設側に情報が適切に共有されていなかったため、入所中に吸引が行われませんでした。
運営主体である阿智村社会福祉協議会は、2025年9月に検証委員会を立ち上げていました。社会福祉協議会によると、提出された報告の中では「緊急時における組織的な判断体制が十分でなかったこと」などが指摘されたということです。
阿智村社会福祉協議会は「検証によって明らかになった課題を真摯に受け止め、再発防止と信頼回復に全力で取り組む」と説明しています。



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