北海道は9日、機械加工や土木建築などの技能を評価する「技能検定」について、2025年度後期に実施された実技試験の合否判定に2件の誤りがあったと発表しました。同姓の受検者を取り違えたり、減点を多くし過ぎたりしたことにより、本来は合格していた2人を不合格にしていたということです。
この技能試験は、北海道職業能力開発協会が試験の運営から合否の判定までを担当しています。北海道によりますと、函館会場で行われた2級建築大工職種の試験では、同じ苗字の受検者2人のうち欠席した人を合格とし、実際に合格していた人を欠席扱いの不合格にしていました。また、札幌会場で行われた3級型枠施工の試験では、採点の際に減点数を誤認し、本来よりも過大に減点して不合格にしていたということです。
これらは、受検者が通う職業訓練校から同協会へ問い合わせがあったことで判明しました。同協会は謝罪した上で、3月末に合否の訂正を行ったとのことです。
さらに、確認が可能な2023年度から2025年度の実技試験を調査したところ、合否判定への影響はなかったものの、採点の計算ミスが10人分確認されました。「技能検定実施マニュアル」が遵守されていなかったことや、チェック体制が十分に機能していなかったことが原因とされています。


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