千葉県教育委員会は、県内の公立学校に通う児童生徒を対象に実施したハラスメント実態調査の結果を公表しました。教職員からセクシャルハラスメントやパワーハラスメントに該当する言動を受けたと回答した児童生徒が、およそ3000人に上ることが明らかになりました。
この調査は2025年12月から2026年1月にかけて、千葉市立の学校を除く千葉県内のすべての公立学校に在籍する児童生徒45万4071人を対象に行われたものです。
調査結果によると、教職員からセクシャルハラスメント、またはそれに類する言動を受けたと回答したのは613人でした。校種別では小学生が427人と最も多く、中学生が104人、高校生が69人などとなっています。具体的な訴えの内容としては「不必要に体を触られた」という回答が最多で、このほか性的な話をされたり、身体的な特徴を指摘されたりした事例もありました。
また、パワーハラスメントと思われる言動を受けたと回答した児童生徒は2321人に上りました。校種別の割合はセクシャルハラスメントと同様の傾向を示しており、内容としては「怒鳴られる」「暴言を吐かれる」といった行為が挙げられています。さらに、体罰に該当すると思われる言動を受けたという回答も411人から寄せられました。
千葉県教育委員会が実施した追跡調査の結果では、今回のセクシャルハラスメントやパワーハラスメント、体罰などの訴えのうち、懲戒処分に該当する具体的な行為は確認されなかったとしています。
今回から調査の項目などが変更されたため前年度との単純な比較はできないものの、千葉県教育委員会の担当者は、ハラスメントを受けたと回答した児童生徒が多数に上った事実を重く受け止めているとコメントしています。



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