社会福祉法人大阪府障害者福祉事業団(大阪府富田林市)は、60歳代の男性契約職員が、グループホームを利用する知的障害者らから預かった総額2355万円を横領したとして、この職員を懲戒解雇処分にしたと発表しました。
同事業団が2026年7月6日付で公表した報告によりますと、男性職員は2024年3月までの7年間、共同生活援助事業所の利用者46人から預かっていた現金などから、計2355万円を横領していたとされています。2024年4月に別の職員が利用者の帳簿を確認した際、使途不明金が見つかったことで発覚しました。全利用者を対象とした帳簿調査と聞き取りに対し、男性職員は横領の事実を認めているということです。
横領された金額については、すでに当該職員から全額が回収されており、利用者への弁済手続きが進められています。また、同事業団は男性職員を大阪府警に業務上横領容疑で刑事告訴する意向を示しており、弁護士や警察との調整を行っています。
このほか、管理監督の立場にあった職員への処分が行われたほか、運営責任として宮脇章二郎理事長、専務理事、常勤理事の6月度賞与が10%減額されました。他の事業所での調査では不適切な点は確認されなかったとのことで、同事業団は再発防止と信頼回復に向け、コンプライアンスの遵守を徹底するとしています。



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