愛媛県警察本部は2026年6月25日付で、一般道路を法定速度から大幅に超過して走行したなどとして、松山西警察署に勤務する男性巡査を道路交通法違反の疑いで書類送検し、減給10分の1(6カ月)の懲戒処分としました。この事実は2026年7月10日、情報公開請求などにより明らかになりました。
県警によりますと、男性巡査は2026年4月上旬、愛媛県内の一般道路において、指定最高速度である時速50キロを約110キロ上回る時速約160キロで自家用車を運転したほか、2回にわたり信号を無視したとされています。当時、パトカーがこの車を追跡したものの見失い、その後に警察官がコンビニエンスストアの駐車場に停車している車両を発見して職務質問を行いましたが、その場での検挙には至りませんでした。男性巡査は「早く自宅に帰ろうと思ってアクセルを踏み込んでしまった」と話しているとのことです。
また、別の男性巡査2人もそれぞれ車両を運転して並走し、速度超過を行いながら注意や指導を怠って違反を助長したほか、この事案を把握しながら主管課への適切な報告を行わなかった上司の警視など、計5人が本部長注意などの内部処分を受けました。
このほか愛媛県警は2026年7月10日、県内の警察署に勤務する男性巡査長が2026年4月、警察署の保護室において保護されていた人物の上半身を足で2回蹴ったとして、特別公務員暴行陵虐の疑いで書類送検したことも合わせて発表しました。
愛媛県警察本部監察官室は、職員に対する教育を徹底し、再発防止に努めるとしています。
松山地検が愛媛県警の元巡査を起訴 時速160キロで走行した道路交通法違反の罪
愛媛県の松山区検察庁または松山地方検察庁は、今年4月に松山市内を時速160キロで走行したとして、愛媛県警察の元巡査を道路交通法違反の罪で起訴しました。
起訴されたのは、当時松山西警察署に勤務していた元巡査です。
起訴状などによりますと、元巡査は今年4月6日未明、普通乗用車を運転し、松山市内の制限速度50キロの道路を時速160キロで走行したとされています。
警察は違反当日、猛スピードで走行する車をパトカーで現認しました。直後に対象車両を見失いましたが、コンビニエンスストアの駐車場で発見して職務質問を行ったところ、運転していた人物が元巡査であることが判明したということです。
しかし、当時の上司らは証拠が不十分として検挙を見送ったほか、監察官室への報告も怠っていました。その後、元巡査の違反が発覚し、監察官室は元巡査を減給の懲戒処分にするとともに地検へ送致していました。


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