鈴鹿市、職員2人を懲戒免職 時間外手当の不正受給や当て逃げ事故

三重県鈴鹿市は3月19日、市職員による不正受給や飲酒運転による事故などの不祥事があったとして、職員2人を懲戒免職処分にしたと発表した。

市によると、総務部に所属する20代の男性係員は、令和7年2月から11月までの間、6回にわたり給与システムの操作権限を使って自身の時間外勤務時間を不正に書き換え、計60時間分、13万540円の時間外勤務手当を不正に受け取っていたという。

この不正は、令和8年1月に別の職員が時間外勤務手当を確認していた際、出退勤システムの記録と給与システム上の時間外勤務時間に不一致があることに気付いたことから発覚した。内部調査の結果、給与システムのログなどから不正操作の証拠が確認され、本人も行為を認めたという。不正に受け取った手当はすでに返還されており、市は警察への刑事告訴の手続きを進めている。

また、文化スポーツ部に所属する70代の男性パートタイム会計年度任用職員は、令和7年11月15日夕方、平田町駅前の飲食店で知人と飲食した際に生ビール(中ジョッキ)1杯とメガハイボール1杯を飲酒。その後、午後6時45分ごろ店を出て車を運転し帰宅する途中、午後7時ごろ信号待ちをしていた車に追突する事故を起こしたにもかかわらず、そのまま現場から離れたという。

この事故については翌日、警察による事情聴取と現場検証が行われ、現在も捜査が続いている。刑事処分や行政処分は現時点で決まっていないが、職員は令和8年1月16日に所属部署へ報告し、事案の内容を認めているという。

このほか、市は管理監督責任として、関係する部長級や次長・参事級など複数の職員を文書による訓戒処分とした。

鈴鹿市の市長である 末松則子 は「公務員としてあるまじき行為であり、市民の信頼を大きく損ねたことを深くおわびする。今後は綱紀粛正と服務規律の徹底を図り、信頼回復に努めていく」とコメントしている。

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地方公務員詐欺・横領道路交通法
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