大山町の児童養護施設で心理的虐待を認定、施設側が謝罪と再発防止を表明

鳥取県大山町の児童養護施設「光徳子供学園」において、職員が男児に対し「殺すぞ」と発言するなどの心理的虐待を行っていた事案が判明し、鳥取県児童福祉審議会により虐待と認定されました。

事案が発覚したのは2026年1月24日で、男性指導員が事務室の椅子に掛けていた自身の上着に触れた男児に対し、「触るな、殺すぞ」と発言しました。この様子を目撃した別の職員が報告し、1月30日に児童相談所へ情報が共有されました。

県の調査によりますと、この指導員は以前から特定の男児に対し「頭大丈夫ですか」「話が通じねえな」といった威圧的な言動を繰り返していたほか、他の児童にも不適切な発言を行っていたことが確認されています。施設側は以前から指導を行っていましたが、改善は見られなかったということです。

本事案を受け、施設を運営する社会福祉法人光徳子供学園は、「未然に防ぎきれなかったことが痛恨の極み」とする謝罪文を公表しました。当該職員は事案発覚直後から出勤を控え、2月に退職していますが、施設側は外部の支援を受けながら全力で再発防止に取り組むとしています。

鳥取県は3月19日に特別指導監査を実施しており、学園長への報告遅延や組織内の通報体制に課題があったと指摘しました。県は来年度も定期的に特別指導監査を継続し、運営体制の改善を厳しく指導していく方針です。

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みなし公務員・団体職員ハラスメント
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