事件捜査で訪れた集合住宅の一室から現金約1011万円を持ち去ったとして、大阪府警は南堺署刑事課に勤務する警部補の後藤伸容疑者(52)を占有離脱物横領の疑いで逮捕した。
捜査関係者によると、後藤容疑者は3月2日、堺市南区の集合住宅で1人暮らしをしていた70代男性が死亡しているのが見つかった現場を、部下の署員とともに事件性の有無を確認するため訪問。その際、室内にあった現金1011万円を持ち去った疑いが持たれている。
後藤容疑者は調べに対し容疑を認め、「つい魔が差してしまいました」と供述しているという。
後藤容疑者を巡っては、2025年6月に大阪府警に対し「変死現場で現金を盗んでいる」との情報提供があり、内部で捜査が進められていた。
大阪府警の國井栄次監察室長は「警察官としてあるまじき行為であり、言語道断であります。今後の捜査結果を踏まえて厳正に対処します」とコメントしている。
大阪府警は他にも余罪がある可能性があるとみて、引き続き調べを進めている。
捜査中に現金1000万円を持ち去った大阪府警の警部補を懲戒免職処分
大阪府警は5月14日、捜査で訪れた部屋から現金約1000万円を持ち去ったとして、南堺警察署刑事課の警部補、後藤伸被告(52)を懲戒免職処分にしました。
起訴状などによりますと、後藤被告は2026年3月、高齢男性の遺体が見つかった大阪府堺市南区の集合住宅を捜査のために訪問した際、室内から現金約1000万円を持ち出したとして、占有離脱物横領の罪に問われています。
警察の調査に対し、後藤被告は「魔が差した」と容疑を認めており、当時数百万円の借金があったということです。持ち去られた現金は、被告が職場で使用していた机の下から全額発見されており、今後遺族へ返還される予定です。
大阪府警察本部の西川和幸監察室長は、警察官として言語道断の行為であるとし、厳正な処分を行ったと説明しました。今後は職員への指導を徹底し、再発防止に努めるとしています。
捜査現場から約1000万円を窃盗 大阪府警の元警部補が初公判で起訴内容を認める
事件の捜査で立ち入った現場から現金を盗み出したとして罪に問われている大阪府警の元警部補の男の初公判が2026年5月25日に開かれ、男は起訴された内容を認めました。
起訴状などによりますと、大阪府警南堺署の警部補だった後藤伸被告(52)は、2026年3月に男性の遺体が発見された大阪府堺市の集合住宅の一室から、現金計1011万円を持ち去ったとされています。
25日の初公判で後藤被告は起訴内容を認めた上で、「被害者のご遺族に多大なご迷惑をおかけし、深く反省しております」と謝罪しました。検察側は動機について「被告には競馬などのギャンブルによる多額の借金があり、その返済に充てるためだった」と言及し、「警察全体の信用を大きく失墜させた」として拘禁刑1年を求刑しました。
これに対し弁護側は執行猶予付きの判決を求め、裁判は即日結審しました。判決の言い渡しは6月22日に予定されています。
現場から現金を持ち去った大阪府警の元警部補に大阪地裁が拘禁刑8か月の判決
大阪府堺市の集合住宅で捜査中に現場から現金を連れ去ったとして、占有離脱物横領の罪に問われている大阪府警の元警部補である後藤伸被告(52)の裁判が22日、大阪府大阪市にある大阪地裁でありました。大阪地裁は後藤被告に対し、拘禁刑8か月の判決を言い渡しました。
起訴状などによりますと、後藤被告は2026年3月、男性の遺体が発見された堺市内の集合住宅の一室から、現金合計1011万円を持ち去ったとされています。
これまでに開かれた公判の中で、後藤被告は起訴内容を認めており、被害者の遺族に多大な迷惑をかけたとして深く反省する意向を示していました。
検察側は犯行の動機について、後藤被告にはギャンブルなどで生じた債務を返済する必要があったと指摘しました。さらに、警察組織全体の信頼を損なわせたとして、後藤被告に拘禁刑1年を求刑していました。


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