奈良県生駒市は27日、原井葉子教育長(65)が市立学校長との人事評価面談で行った発言について、パワーハラスメントに当たると認定したと発表した。有識者らで構成する市のハラスメント認定・対策委員会の答申を踏まえた判断。
市によると、原井氏は令和7年7月17日、人事評価の面談の場で、校長が学校のホームページに「校長通信」を掲載していない点を指摘し、「管理職失格」「評価できない」などと発言した。
市は、両者に上下関係があることに加え、校長通信を掲載するかどうかは校長の裁量の範囲内と指摘。校長が発言を事実上の強制と受け止めたとしてもやむを得ない状況だったとして、パワハラに該当すると認定した。
原井氏は教員や校長などを経て、令和3年4月から教育長を務めている。
昨年施行された市条例では、特別職によるハラスメントは原則公表すると定められている。小紫雅史市長は「教育長は教育行政のトップであり、高潔な人格が求められる。今回の発言は大変遺憾」とのコメントを出し、原井氏に口頭で厳重注意したことを明らかにした。
原井氏はコメントを発表し、「教育行政の責任ある立場として深く反省している」と謝罪し、「信頼回復に努める」としている。




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