岡山県倉敷市の瀬戸大橋近く、松島西側の浅瀬で2025年12月、水島海上保安部の巡視艇「みずなみ」(110トン)が乗り上げる事故があり、第6管区海上保安本部は3月4日、水島海保の61歳の男性船長を業務上過失往来危険の疑いで書類送検したと発表した。
調査によると、船長は12月19日午後10時25分ごろ、倉敷市松島付近の瀬戸内海で、小型底引き網漁船への立ち入り検査のため巡視艇を漂泊させていた際、松島近くの岩に乗り上げた疑い。船長は漁船との位置関係の維持に注意を集中したあまり、自船の位置確認を怠り、潮流の影響で浅瀬に底触させたという。
事故によるけが人や浸水、油の流出はなかった。第6管区海保は、船長が自船の位置確認を十分に行わなかった過失があったと認定している。
巡視艇を浅瀬に乗り上げた船長の海上保安官に罰金20万円の略式命令
岡山県倉敷市沖で昨年12月、水島海上保安部所属の巡視艇が浅瀬に乗り上げた事故について、倉敷区検は22日までに、業務上過失往来危険の罪で船長の男性海上保安官(61)を略式起訴しました。これを受け、倉敷簡易裁判所は4月9日付で、男性に対し罰金20万円の略式命令を出しました。
起訴状などによりますと、男性海上保安官は2025年12月19日午後10時20分ごろ、倉敷市松島付近で巡視艇「みずなみ」(全長35メートル)を操船していました。停船中に浅瀬へ乗り上げて航行不能に陥らせ、船舶の往来に危険を生じさせたとされています。
略式起訴は3月27日付で行われました。第6管区海上保安本部は取材に対し、「厳正な処分を行うとともに、再発防止の徹底に努めていく」とコメントしています。



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