久留米市の学童保育所で児童に土下座させる行為 市が虐待と判断し再発防止を要請

福岡県久留米市は3月18日、市内の学童保育所で職員が男子児童2人の頭を押さえつけ、他の児童の前で土下座させるなどの行為があったとして、身体的・心理的虐待に当たると判断したと明らかにした。市は、運営する法人に対し再発防止策の徹底を求めている。

この問題は市議会の教育民生常任委員会で報告された。市子ども政策課によると、2025年11月5日午後3時半ごろ、学童保育所の保育室で、学校で起きた児童同士のトラブルを把握した職員が、男子児童2人の頭を押さえつけて女子児童に土下座して謝罪させたという。2人がすぐに土下座しなかったため、背中をたたく行為もあったとされる。

この事案は、市が業務委託している一般社団法人学童保育くるめから市に通告があった。児童2人にけがはなく、その後も保育所の利用を続けているという。問題の職員はすでに退職した。

当時、保育室にはほかにも職員2人がいたが、状況を把握しながら止めなかったとして、市はネグレクトに該当すると判断した。

2024年10月1日に改正児童福祉法が施行され、学童保育を含む保育施設の職員による虐待については通報が義務化されている。市子ども政策課は「再発防止策を確実に実施してもらい、同様の事案が起きないよう指導していく」としている。

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みなし公務員・団体職員懲戒・不祥事
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