福岡県須恵町などで偽造された教員免許の写しを提出したとして、偽造有印公文書行使の罪に問われていた元補助教員の男に対し、福岡地方裁判所は23日、懲役3年6か月の実刑判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、須恵町立中学校の元補助教員、近藤正仁被告(66)です。
判決によりますと、近藤被告は2021年以降、須恵町や篠栗町の採用試験において「岐阜県教育委員会作成」と偽造された中学校教諭免許状の写しを提出しました。
これまでの公判では、被告が過去に児童買春や道路交通法違反で有罪判決を受けており、それによって2度にわたり教員免許を失効していた経緯が明らかになっています。裁判所は、教職への信頼を大きく損なう悪質な行為であるとして、今回の厳しい判決を下しました。
偽造の教員免許状提出で元補助教員の男に2審も懲役3年6カ月の実刑判決 福岡高裁が控訴棄却
役場などに偽造した教員免許状の写しを提出したとして、偽造有印公文書行使などの罪に問われた男の控訴審判決で、福岡高等裁判所は9日、1審の懲役3年6カ月の判決を支持し、被告側の控訴を棄却しました。
判決を受けたのは、元補助教員である66歳の近藤正仁被告です。
判決によりますと、近藤被告は2021年以降、福岡県須恵町と福岡県篠栗町での採用に際し、岐阜県教育委員会の印鑑が押された虚偽の教員免許状の写しを提出しました。
今年3月に1審の福岡地方裁判所が近藤被告に対し、懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡していましたが、被告側は量刑が不当に重いとして控訴していました。
9日の控訴審判決で、福岡高等裁判所の平塚浩司裁判長は、近藤被告が教員免許を持たずに同様の前科で2回の服役歴があることに言及しました。その上で、「常習性が極めて顕著であり、遵法精神が著しく欠如している」とした1審判決の判断を妥当と認め、控訴を退けました。



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