埼玉県は2026年3月24日、職場の備品を盗んで売却したほか、旅費を不正に受給していたとして、企業局水道整備事務所の岸本貴志所長(56)を免職の懲戒処分にしたと発表しました。
県によりますと、岸本元所長は2024年度(令和6年度)、当時在籍していた部署の共用ロッカーに保管されていた雨具2点を盗み出し、フリーマーケットアプリを通じて計2万500円で売却していました。
また、旅費の不正受給も広範囲にわたっており、2023年度から2025年度にかけて、実際の経路や移動手段とは異なる内容で過大に請求を繰り返していました。その件数は96件に上り、計5万1683円を不正に受け取っていました。さらに、県内自治体の審議会に出席した際、県から旅費が支給されているにもかかわらず、自治体側にも費用弁償を要求し、計6回で6000円を自身の口座に入金させていたことも判明しています。
埼玉県は今回の処分について、「公務に対する信用を著しく傷つける行為であり、全体の奉仕者としてふさわしくない非行である」と説明しています。管理職による相次ぐ不正行為を受け、県は職員の服務規律の徹底と再発防止に取り組むとしています。



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