佐賀県佐賀市にある佐賀少年刑務所に勤務する40代の男性刑務官が、上司からのパワーハラスメントや暴行によりうつ病を発症したとして、国に280万円の損害賠償を求める訴訟を佐賀地裁に起こしていたことが2026年3月27日までに分かりました。提訴は今月5日付です。
訴状によりますと、男性刑務官は2020年ごろから、同じ部署の男性上司より「殺すぞ」といった暴言や、執拗な怒鳴りつけなどのパワハラを受けていました。さらに2021年3月には、柔道の訓練中に同上司から頭や腹を殴打されるなどの暴行を受け負傷し、その後うつ病を発症したと主張しています。
この上司は2021年8月に暴行容疑で略式起訴され、罰金10万円の略式命令を受けています。刑務所側も同年12月に減給の懲戒処分を下しました。
男性刑務官は2022年1月に公務災害を申請し、2025年6月に認定されました。代理人弁護士は、公務災害の認定までに約3年半を要した調査体制や、刑務所の組織体質を問題視しています。佐賀少年刑務所は「訴訟に関わるため回答は差し控える」とコメントしています。
佐賀少年刑務所のパワハラ訴訟で国が争う姿勢
佐賀県佐賀市にある佐賀少年刑務所に勤務していた40代の男性刑務官が、上司からのパワーハラスメントや暴行によってうつ病を発症したとして、国に損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が、2026年4月17日に佐賀地裁で開かれました。
新宮智之裁判長のもとで行われた弁論において、国側は請求の棄却を求め、全面的に争う姿勢を示しました。
訴状の内容によりますと、原告の男性は2020年ごろから、同じ部署に所属する男性上司より「殺すぞ」といった言葉を浴びせられたり、「仕事をお前がすべてやれ」と命じられたりするなど、日常的に大声で怒鳴られるといった被害を受けていたと主張しています。
さらに、2021年3月には柔道の訓練中に同上司から暴行を受けて負傷し、その後にうつ病を発症したと訴えています。



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