警察の管理システムを悪用し現金をだまし取ろうとした巡査を書類送検

東京都の警視庁府中警察署に勤務する24歳の男性巡査が、警察の「遺失物管理システム」を悪用して届けられた現金をだまし取ろうとしたとして、2026年3月27日に公電磁的記録不正作出・同供用および詐欺未遂の疑いで書類送検されました。

書類送検されたのは、府中警察署地域課の男性巡査(24)です。警視庁によりますと、この巡査は2025年11月、交番勤務中にシステムを閲覧し、新宿警察署管内で封筒に入った現金12万円が拾得物として届けられていることを確認しました。その後も持ち主が現れていないかを繰り返し確認した上で、同年12月、自分が落とし主であると偽ってインターネットから遺失届を申請した疑いが持たれています。

巡査は12月16日に東京都内の警視庁遺失物センターを訪れましたが、対応した女性職員が封筒のデザインや特徴などを尋ねた際、回答に不一致があったため未遂に終わりました。職員が不審に思い住所を確認したところ、府中警察署の単身寮「清和寮」であることが判明し、事件が発覚しました。

任意の調べに対し、巡査は「好きなグループのライブに行く費用が欲しかった。迷惑をかけて申し訳ない」と供述しています。警視庁は27日付で巡査を停職6カ月の懲戒処分とし、巡査は同日、依願退職しました。また、システムのアクセスログの確認が不十分だったとして、上司にあたる府中署の地域課長らも口頭厳重注意処分を受けています。

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警察詐欺・横領
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