埼玉県内の公立中学校に勤務していた元教諭の男(46)が、当時教え子だった男子生徒にわいせつな行為をした疑いなどで一部不起訴処分となっていた件について、さいたま第1検察審査会は「起訴相当」とする議決を下しました。この議決は2026年3月19日付で行われ、4月15日までに明らかになりました。
元教諭の男は2019年、群馬県内の宿泊施設において、当時勤務先の中学校の生徒だった男子生徒の体を触るなどのわいせつな行為をした疑いで逮捕されていましたが、さいたま地検は一部を不起訴としていました。なお、男は別の生徒らに対する児童ポルノ製造などの罪ですでに懲役3年の実刑判決が確定しています。
今回の審査申し立てを受け、検察審査会は被害者の供述について「具体的で真に迫るものがある」と認定しました。その上で、市民感覚として社会的正義の実現を期待し、改めて捜査を検討すべきであるとしています。
この議決を受け、さいたま地検の奥田洋平次席検事は、捜査を真摯に見直し、起訴の可否を検討していく考えを示しました。


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