国家公務員の中途採用にオンライン試験を導入へ 人事院が2027年度から実施 | 公務員ニュース

国家公務員の中途採用にオンライン試験を導入へ 人事院が2027年度から実施

人事院は、2027年度から国家公務員の中途採用においてオンライン試験を導入する方針を固めました。全国各地や海外から、志願者の都合が良い日に受験できるようにすることで利便性を高め、激化する民間企業との人材獲得競争のなかで転職市場からの採用強化を図ります。

新たな試験方式では、特定のテストセンターに赴き、パソコンを用いてオンラインで解答するCBT(コンピューター・ベースド・テスティング)が中途採用の1次試験に採用されます。一定の期間内に複数の試験日が設定され、志願者はその中から選択して受験することが可能になります。これまでは全国9都市の特定会場で、年に1日のみペーパーテストが実施されていたため、急病や交通事情などで受験できない場合は翌年まで待つ必要がありました。新方式の導入により、地方や海外で働きながら転職を検討している人も受験しやすくなります。これに向けて、2026年度の5月と6月にはCBTを用いた模擬試験が試行され、2027年度以降は中途採用以外の区分にも順次拡大される予定です。

現在、国家公務員の人材確保は厳しい状況に直面しています。総合職の2025年度秋試験と2026年度春試験の申込者数は合計で1万8400人となり、2012年度と比べて2割以上減少しました。また、採用から10年未満での退職者数は2024年度に174人に達し、2013年度の2倍以上に増加しています。

こうした事態を受け、人事院は採用制度の見直しを進めています。2026年度からは、国家公務員の元退職者を再び採用する「アルムナイ(卒業生)採用」を導入しました。従来の中途採用で課されていた論文や面接などの複数試験を簡素化し、退職時に在籍していた省庁への復帰を希望する場合には面接のみで選考を行います。さらに、専門知識の代わりに企画立案力を審査する「教養区分」試験の実施回数を2026年度から増やした結果、同年度春の試験申込者数は総合職、一般職ともに増加に転じたということです。

カテゴリー
公務員の制度変更や統計など国家公務員
公務員ニュースをフォローする

コメント

  1. 元公務員を採用したい?
    それ以外の年齢制限は?
    問題を解決してる?
    都合がいいね