九州大学の一般入試で出題ミス 3人が追加合格に | 公務員ニュース

九州大学の一般入試で出題ミス 3人が追加合格に

福岡県にある九州大学は2026年5月22日、同年2月26日に行われた令和8年度一般選抜の前期日程において出題ミスがあったと発表しました。この影響により、農学部の受験生3人が追加で合格となったことを明らかにしています。

同大学によりますと、4月中旬に外部から指摘を受けたことで問題の誤りが発覚しました。ミスがあったのは選択科目である理科の「生物基礎・生物」です。大問4の実験2の本文と、図2の注釈の2カ所で誤記があり、本来は「スレオニン(T)」と書くべき部分を、誤って「チロシン(T)」と記載していたとのことです。

この入試では、理科の全体受験者3083人のうち、472人が「生物基礎・生物」を選択していました。同大学は、この表記ミスの影響を受ける「問4」について、選択者全員を正解として加点する措置をとりました。なお、同じ大問内の「問5」についても、別途全員を正解として処理しています。この合否判定のやり直しを行った結果、農学部で3人の追加合格者がでたということです。

試験の対象となった学部は、理学部、医学部生命科学科、医学部保健学科、歯学部、薬学部、芸術工学部、農学部の計7学部です。

九州大学は、今回の出題ミスについて、問題の作成時と確認時の不手際が重なったことが原因であると説明しています。同大学では、複数の担当者が何度も確認を行う点検体制を設けていますが、今後の再発を防ぐためにこの体制をさらに徹底するとしています。同大学の石橋達朗総長は、受験生や関係者に対して深く謝罪するとともに、追加合格となった受験生に対して誠意を持って対応していくというコメントを発表しました。

カテゴリー
教職員懲戒・不祥事
公務員ニュースをフォローする

コメント