兵庫県芦屋市の市立小学校に通っていた児童がいじめを受けて転校を余儀なくされたのは、学校や市教育委員会が適切な対応を怠ったためであるとして、児童の保護者らが市を相手に損害賠償を求めていた訴訟について、市は6月9日、解決金60万円を支払うことなどで和解したと明らかにしました。
芦屋市によりますと、児童は2021年12月に同級生から自身を中傷する携帯電話のメールを見せられるなどのいじめを受け、2022年3月までに合計58日間、学校を欠席しました。その後もいじめは続きましたが、市教育委員会が法律に基づく「重大事態」と判断して調査を開始したのは同年9月で、児童は2023年3月に別の学校へ転校しました。
児童の保護者らは2024年7月、市を相手取って慰謝料など約540万円の支払いを求めて提訴していました。2026年5月に神戸地方裁判所から和解条項が提示され、同年6月8日に和解が成立しました。市は、訴訟が長期化することを回避するために和解に応じたとしています。
高島崚輔市長は、子どもたちがそれぞれ安心して過ごすことができる学びの場を作るため、教育委員会と連携しながら取り組みをさらに進めていくとする談話を発表しました。



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