九国大付属高校野球部の不祥事未報告で高野連が注意措置

日本高校野球連盟(高野連)は8日、福岡県北九州市にある九州国際大付属高校の野球部において、約2年前に部員による不祥事件があったとして、同校野球部を注意措置にしたと発表しました。また、この件を高野連に報告しなかったとして、現在は退職している当時の野球部長を厳重注意の措置としました。

高野連は8日に審議委員会を開いて協議を行い、これらの措置を決定しました。通常、注意や厳重注意の処分は公表していませんが、今回は一部で報道されたことを踏まえて発表に踏み切ったとのことです。

同校によりますと、おととし9月に部員が教室で男子生徒を殴る事案が発生していましたが、当時の部長は当事者同士で解決したなどと判断し、福岡県高校野球連盟に必要な報告を行っていなかったということです。この男子生徒が蹴られて負傷したとされる件について、県警が捜査を行っていましたが、捜査関係者によると検察に送致しない不送致処分になったとのことです。

高野連の約2年前の運用では、部員が不祥事件を起こした際、野球部を注意や厳重注意とし、該当する部員に対して一定期間の公式戦出場停止の指導ができる仕組みでした。しかし今回は、当時の部長が報告を怠っており発生から約2年が経過しているため、当該部員への指導はなく、今後も公式戦に出場できるとしています。

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