市川市長選で「ダミー候補」問題浮上 田中甲市長を政治資金規正法違反の疑いで告発へ

2022年に行われた千葉県市川市の市長選挙をめぐり、実際の活動実態がないとされるいわゆる「ダミー候補」の擁立と、関連費用の未記載疑惑が浮上し、市民が近く告発に踏み切る見通しとなった。

関係者によると、市川市民が市長の田中甲氏を政治資金規正法違反の疑いで捜査機関に告発する準備を進めているという。問題となっているのは、ダミー候補の擁立に関わる費用が政治資金収支報告書に正しく記載されていなかったとされる点だ。

田中市長の知人である中谷圭子さんは、2022年3月の市長選で「市川まみ」という候補者になりすましていたと主張している。中谷さんは取材に対し、ダミー候補の準備として電話番号を用意したほか、選挙用の住所として入院中の人物の住所を本人の許可なく使用したと説明した。

さらに中谷さんや、当時田中市長の陣営にいた男性らは、ダミー候補の擁立などに関連しておよそ2350万円の費用がかかったと主張している。

これらの資金が収支報告書に記載されていない疑いがあるとして、市民側は告発を検討している。捜査機関もすでにこの情報を把握しているとみられる。

取材に対し、田中市長は「私がダミー候補を擁立するよう発案、または指示した事実は一切ありません」「法に触れる行為はなかったと考えております」とコメントし、関与を否定している。

カテゴリー
首長その他犯罪
公務員ニュースをフォローする

コメント