長野県中川村は2026年3月24日、補助金交付手続きにおいて不適切な事務処理を行ったとして、村役場に勤務する40代の男性係長を減給10分の1(3か月)の懲戒処分にしたと発表しました。処分は23日付です。
中川村によりますと、男性係長は補助金申請の事務手続きにおいて、申請者が作成すべき書類を無断で作成するなどの不適切な行為を行っていました。また、必要な書類が提出されていないにもかかわらず補助金を交付するなど、あわせて10件以上の任務懈怠(けたい)行為が認められたということです。
内部の公益通報を受けて顧問弁護士が調査したところ、係長も事実関係を認めました。私文書偽造の可能性については、申請者の意思に基づかない作成ではあるものの、事実上の承認があったことなどから可罰的違法性はないと判断され、村としての刑事告発は見送る方針です。なお、駒ヶ根警察署には事実内容を報告済みとしています。
この問題を受け、宮下健彦村長は「村民の皆様の信頼を裏切り、誠に申し訳ありません。監督・指導不足が原因と考えており、再発防止に万全を尽くします」とのコメントを発表しました。村は今後、業務の副担当制の導入やコンプライアンス研修を実施し、信頼回復に努めるとしています。また、管理監督責任として上司の課長を厳重注意処分としています。



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