茨城県の鹿行広域事務組合消防本部で出動未実施の隠蔽工作により職員を処分

茨城県の鹿行広域事務組合消防本部は30日、救助事案に出動しなかった事実を隠すため業務日誌などを改ざんしたとして、行方消防署の52歳の男性主査兼総務係長を戒告の懲戒処分にしたと発表しました。

事案が発生したのは2026年1月上旬です。茨城県潮来市内の住宅で男性が救助を求める119番通報がありましたが、出動すべき行方消防署第一小隊の隊員4人が現場に向かいませんでした。当直責任者であった主査の指示により、出動したかのように業務日誌や活動報告書を書き換える不適切な事務処理が行われていたほか、翌朝には走行距離を合わせるために救助工作車を目的外に走行させる隠蔽工作も図られていました。

この問題は管理者宛てに届いた匿名の投書による内部調査で判明しました。なお、現場での救助活動は先に到着した潮来消防署が行ったため、対応の遅れによる被害は確認されていないとのことです。

同本部は主査を戒告処分としたほか、第一小隊の4人を訓告、署長ら管理職2人を厳重注意の処分としました。鹿行広域事務組合消防本部は、市民の信頼を裏切る行為として深く謝罪し、綱紀粛正と再発防止を徹底するとしています。

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消防懲戒・不祥事
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