京都府京都市にある佛教大学は2026年4月2日、研究論文における不正行為が認められたとして、保健医療技術学部の教員1人を同月1日付で停職10日の懲戒処分にしたと発表しました。また、共著者として論文に関わった同正規学部の研究者5人についても、同日付で訓告処分としています。
処分を受けたのは、治郎丸卓三准教授、兵頭勇太郎助教、藤川孝満教授、和智道生講師、七里展子准教授、越智淳子准教授の計6人です。大学側は、停職処分の対象となった個人が誰であるかについては明らかにしていません。
今回の事案は、2025年7月24日に学内の窓口へ「同一または類似の研究結果を複数の論文として投稿している疑いがある」との申し立てがあったことで発覚しました。学内調査委員会の調査によりますと、2023年10月から2025年5月にかけて国内外の学術雑誌に掲載された、筋肉と体の動きの関連などをテーマとした論文6本について、二重投稿や不適切なオーサーシップ(執筆資格)などの不正が認定されました。
佛教大学の佐藤和順学長は、今回の事態を受けて遺憾の意を表明し、関係者へ深く謝罪しました。大学側は今後、研究倫理に関する研修や啓発活動を強化し、再発防止を徹底する方針です。



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