海上自衛隊掃海艇の沈没事故は燃料漏れが原因と判明

海上自衛隊は、福岡県宗像市沖で発生した掃海艇「うくしま」の沈没事故について、燃料漏れが火災の原因であるとする調査報告書を公表しました。

この事故は2024年11月、航行中の「うくしま」の機械室から火災が発生し、その後艦艇が沈没したものです。消火活動にあたっていた隊員1人が亡くなりました。

報告書によりますと、発電機から燃料タンクへと戻る配管の接続部分から油が漏れ、その真下にあったエンジンの排気管に浸入しました。この燃料が排気管の高温部分に触れたことが、火災の主な原因とされています。さらに、出火と同時に艦内の電源が失われたことや、一度火を抑えた後の処置が不十分であったことも被害拡大の要因として挙げられました。

齋藤海上幕僚長は、貴重な隊員の命を失ったことへの深い悲しみを示すとともに、国民に心配をかけたことについて謝罪しました。

海上自衛隊は再発防止策として、該当箇所の改修や隊員への教育・訓練の徹底、また緊急時に使用する応急道具を分散して配置するなどの対策を講じる方針です。

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自衛隊懲戒・不祥事
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