川崎市で消防士の男を現行犯逮捕 警察官に包丁を向け立てこもった疑い(続報あり)

神奈川県警川崎臨港署は18日、男女トラブルの通報を受けて自宅に駆けつけた警察官に対し、包丁を向けるなどして公務を妨害したとして、川崎市消防局の職員の男を公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕しました。

逮捕されたのは、川崎市消防局臨港消防署に勤務する消防士の前田尚也容疑者(34)です。逮捕容疑は5月17日午後11時半ごろから翌18日午前1時55分ごろにかけて、川崎市内にある自宅の集合住宅の一室で、臨場した警察官に対して刃渡り約17センチメートルの包丁を向けたり、ガラスコップを投げつけたりして公務の執行を妨害した疑いが持たれています。

警察によると、当時は近隣住民から「男女がけんかしているような声が聞こえる」との通報があり、警察官が駆けつけました。室内には前田容疑者と、同居する交際相手の女性がおり、前田容疑者は包丁を持った状態でした。警察官はすぐに女性を安全な場所へ避難させ、前田容疑者に包丁を下ろして部屋から出るよう説得を続けましたが応じず、前田容疑者は室内に閉じこもりました。

その後、警察の特殊部隊が出動し、説得開始から約4時間後となる18日午前3時15分ごろ、ドアを壊して突入し前田容疑者を逮捕しました。前田容疑者は軽いけがをしていたため、自身が勤務する川崎市消防局の救急車で病院へ搬送されました。署によると、当時前田容疑者は酒に酔っていたとみられ、調べに対して「公務を妨害していない」と話し、容疑を否認しているということです。

職員の逮捕を受け、川崎市消防局は「関係者の皆様にご迷惑をおかけしましたことを深くおわびいたします。今後、詳細な事実確認のうえ厳正に対処してまいります」とのコメントを発表しました。

警察官にコップを投げつけた川崎市消防局の男性消防士に罰金20万円の略式命令

川崎区検察庁は3日、駆けつけた警察官に対してコップを投げつけ業務を妨害したとして、公務執行妨害の罪で神奈川県川崎市消防局に所属する男性消防士(34)=同市川崎区=を略式起訴しました。これを受け、川崎簡易裁判所は同日、この男性消防士に対し罰金20万円の略式命令を出しました。

起訴状などによりますと、男性消防士は5月18日、自宅において交際相手と口論になっていた際、現場に臨場した警察官に向けてガラス製のコップを投げつけ、職務の執行を妨げたとされています。

川崎市消防局の男性消防士が警察官への暴行で停職処分を受け依願退職

神奈川県川崎市消防局は令和8年6月19日、警察官に暴行を加えて職務を妨害したとして、同局に所属する34歳の男性消防士を停職1月の懲戒処分にしたと発表しました。なお、当該職員は同日付で依願退職しています。

発表によりますと、職員は令和8年5月18日午前1時56分頃、神奈川県川崎市川崎区内の自宅で発生した家庭内のトラブルに対応していた警察官のうち1名に対し、ガラス製のコップを投げ付ける暴行を加え、職務の執行を妨害したとされています。

職員は同日午前3時13分に公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕され、同年5月19日に送致されました。その後、同年6月3日に略式起訴され、同日付の略式命令により罰金20万円の刑に処され、即日納付したとのことです。

川崎市消防局長による処分は令和8年6月19日に発令され、同局は高い行為規範を求められる消防職員として職に対する信用を著しく失墜させる非行であったとしています。

カテゴリー
暴行・傷害・銃刀法業務・公務執行妨害消防懲戒処分など
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