宮崎県警察の男性警察官(当時31)が2019年に自殺したのは、上司のパワハラや過重労働が原因だとして遺族が県に損害賠償を求めていた裁判で、約2900万円の支払いを命じた判決が確定しました。
これを受け、県警の奈良文代警務部長は4日、遺族と面会し直接謝罪しました。
県警によりますと、宮崎市内で同日午前に面会が行われ、奈良部長は「県警における安全配慮が十分ではなく、尊い命を失わせてしまったことに対し、県警を代表して深くおわび申し上げます」と述べたということです。あわせて、再発防止に向けて職場環境の改善に取り組む考えも伝えました。
遺族はコメントを発表し、「息子の死から7年、私たち夫婦の時間は止まったままです」と心境を明かしました。パワハラをした上司からの謝罪については、「顔を合わせて話をすること自体が耐えがたい」として受けなかったとしています。
そのうえで県警の謝罪については「今後の再発防止を誓うものだと受け止めました」としたうえで、「二度と同じような犠牲が生まれないよう、宮崎県警が真摯に職場環境の改善に努めてほしい」としています。



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