人事院は2026年5月22日、同年4月12日に行われた国家公務員採用総合職試験(院卒者・大卒程度)の第2次試験において、出題に誤りがあったことを公表しました。対象となるのは化学・生物・薬学区分の専門試験で、採点方法を見直した上で合否の判定を進める方針です。
国家公務員採用総合職試験は、政策の立案や企画、調査研究といった業務に従事する職員を採用するための試験です。2026年春の試験では、3月30日に第1次試験の合格者が発表され、その後4月12日に第2次試験の筆記試験が、4月20日から5月15日にかけて人物試験がそれぞれ実施されました。
出題の誤りが見つかったのは、4月12日の化学・生物・薬学区分における記述式の専門試験です。
具体的には、提示された説明文に合う結晶構造の名称を答える問題で、説明文自体に誤りがあり正しい解答が導き出せない状態になっていました。さらに、提示された条件を基に粉体を詰めるために必要なカプセルの容積とサイズ(号)を求める問題でも、条件に適合するカプセルのサイズが存在しないことが分かりました。
東京都に本部を置く人事院は、これら2問の採点方法を変更して第2次試験の合否判定を行うとしており、今回の事態を重く受け止め、今後はより適正な問題作成に努める旨のコメントを出しています。
なお、この総合職試験(院卒者・大卒程度)の最終合格者は、5月29日の午後4時に発表される予定です。



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