高知県の須崎警察署において、免許更新の際に50歳代の男性へ交付される予定だった新しい運転免許証1通を、職員が紛失していたことが明らかになりました。高知県警では2026年5月26日と6月2日にも同様の紛失事案が発覚しており、ここ2週間で3件目の発生となります。
高知県警によりますと、5月19日から6月9日までの間に、須崎警察署の運転免許窓口業務を委託されている交通安全協会の職員が、須崎市在住の50代男性の運転免許証を紛失したとのことです。この男性は当初、5月19日に講習を受ける予定でしたが都合によりキャンセルし、6月9日に改めて講習を受講しました。終了後に1階の窓口で新しい免許証を受け取ろうとした際、手元に交付予定の免許証がないことが分かったということです。
県警管内では、直近2週間で同様の紛失事案が相次いでいます。5月26日には南国警察署香美警察庁舎内で警察官が40歳代女性の免許証を紛失、6月2日には今回の現場と同じ須崎警察署内で交通安全協会の職員が50歳代男性の免許証を紛失していたことがそれぞれ発覚しています。
これら3件はいずれも「受講予定者が一度キャンセルし、別の日程に振り替えた」という共通点があります。先行して発覚した2件は、古い免許証と新しい免許証を混同して廃棄した可能性が高いとみられていますが、今回の事案について県警は「詳しい状況や原因、外部への個人情報流出の有無については調査中」としています。
また、須崎警察署で発生した2件はいずれも「5月19日の講習をキャンセルした」という共通点があり、同署は毎週火曜日に講習を行っていました。6月2日の事案発覚時には、5月19日と26日に予約していた29人に対して誤交付がなかったか確認を進めていましたが、今回の件を受けて県警はさらに調査範囲を広げて全容解明を進める方針です。
高知県運転免許センターの平岡清彦次長は、これまでの調査が行き届いていなかったことについて非常に遺憾であるとし、調査結果をもとに適切な再発防止策を検討するコメントを発表しています。



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