島根県大田市が個人情報書類の紛失や料金の誤請求など4件の不適切事務を公表 | 公務員ニュース

島根県大田市が個人情報書類の紛失や料金の誤請求など4件の不適切事務を公表

島根県大田市は6月10日、個人情報が記載された書類の紛失や料金の誤請求など、計4件の不適切な事務処理があったと発表しました。このうち3件は上下水道部管理課で発生した事案です。

1件目は今年1月22日、水道使用者の死亡に伴って提出された口座振替関連の書類について、受付簿への登録や金融機関への発送が行われないまま、3枚複写のうちの2枚を紛失した事案です。残りの1枚は水道使用者の子が保管していました。5月22日にこの親族と別件で電話対応をしていた際に紛失が発覚しました。申込書には水道利用者の住所、氏名、生年月日のほか、口座番号や届け出印などの口座情報が記載されていました。現時点で不正利用などの報告はなく、確認後に不要となった別の書類を処分する際に誤って一緒に破棄した可能性が高いことから、市は外部への流出の可能性は低いと説明しています。

2件目は、水道メーターを検針する端末1台の設定時刻が現在時刻とずれていたため、実際の検針日とは異なる日付で水道料金を計算した事案です。これにより、1695件で計2万3357円の過少請求、1164件で計1万5249円の過大請求という誤請求が発生しました。市は対象となる市民へ謝罪と正規料金の案内文書を送り、過少請求分は差額を請求し、過大請求分は払い戻しを行うとしています。

3件目は、市内に住む個人2人に対し、2022年12月分から今年4月分までの生活排水処理施設使用料、計22万7700円の課税漏れがあった事案です。5月1日に今年4月分の水道料金の調定処理を行う中で判明しました。対象の2人には既に連絡をとって謝罪と説明を済ませており、未請求の金額は今後請求するとのことです。

残りの1件は、衛生処理場のし尿収集運搬手数料について、2025年4月1日から今年6月7日までの間に誤徴収を行っていた事案です。誤徴収額は1件あたり1円から36円で、計3万3195件、合わせて15万8085円が誤って多く徴収されたとみられています。原因は、2025年4月の手数料改定の際、収集運搬の許可業者が料金を徴収しやすくするために市が作成した「料金早見表」に誤りがあったためです。返金の手続きは許可業者が行うことになるため、市は今後、業者側と対応を協議していくとしています。

カテゴリー
地方公務員その他不祥事
公務員ニュースをフォローする

コメント