静岡県警は2026年7月9日、勤務時間中にゲームセンターで遊び、部下にクレーンゲームを強要して料金を支払わせるなどのパワーハラスメント行為をしたとして、県警本部機動捜査隊に所属する50代の男性警部補を減給100分の10(1カ月)の懲戒処分にしたと発表しました。
県警監察課の発表によりますと、この警部補は2025年11月から2026年4月ごろまでの期間、勤務時間中に静岡県内外のゲームセンターへ8回立ち寄るなどして勤務を怠っていました。さらに2026年2月ごろには、アニメや漫画のフィギュアを集めていることから、景品獲得の制限を超えてもう1つ欲しいと考え、ペアを組んでいた30代の男性巡査部長に対して威圧的な言動でクレーンゲームで遊ぶよう強要しました。景品が獲得できないと「人の金だと思ってまじめにやってないだろ」「自分の金を払って真剣にやれ」などと叱った上で、実際に料金を支払わせるパワハラ行為を行っていました。また、ゲームセンターで遊んでいた時間の一部にあたる1時間45分を勤務と偽って時間外勤務として申請し、時間外勤務手当約3700円を不正に受給していたということです。同僚の指摘などから一連の行為が明らかになり、警部補は「相手の気持ちを理解しておらず申し訳ない」と反省しているとのことです。
今回の事案について、望月敏行首席監察官は「県民の皆さまの信頼を損ねるような事案を発生させ、謝罪申し上げる」と述べ、佐藤弘道警務部長は「組織として重く受け止めるとともに、県民の皆様にお詫び申し上げます。職員への実効ある指導・教養を今後も継続して行い、再発防止を徹底し、県民の皆様からの信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。



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