大分県別府市が、市民に配布するため保管していた「おこめ券」1万枚余りを紛失していた問題で、市は事務処理に関わった職員と上司あわせて6人を懲戒処分としました。
別府市によりますと、紛失したのは全国共通おこめ券1万292枚で、額面の総額は452万円余りにのぼります。
今年1月、職員2人が金庫からおこめ券を持ち出し返金手続きを進めましたが、その後金庫に戻さず書庫に保管していたということです。市は、その後不要な書類と一緒に誤って廃棄された可能性が高いとしています。
この問題を受け、市は「公金の紛失にあたり、市と市職員の信用を傷つける行為だった」として処分を決定しました。返金手続きに関わった産業政策課の30代の主任と20代の事務員を、いずれも減給10分の1、1か月としました。
また、書類の廃棄処分に関わった産業政策課の主任に加え、観光・産業部長など上司3人のあわせて4人について、3月17日付で戒告の懲戒処分としています。
市によりますと、紛失した分については、市長と副市長の給与の減額や管理職の有志による寄付によって、損害額を実質的に補填したということです。
市では、現金や換金性の高い金券の保管状況について一斉点検を実施したとしたうえで、「組織の総力を結集して再発防止と信頼回復に全力で取り組んでまいります」とコメントしています。



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