北海道旭川市の旭山動物園に勤務する男性職員が、園内の焼却炉に妻の遺体を遺棄した疑いがあるとして、警察から事情聴取を受けていることが判明しました。
事情聴取を受けているのは、旭川市の職員で旭山動物園に勤務する30代の男性です。捜査関係者によりますと、妻の関係者から行方不明届が出されたことを受け、警察が男性に任意で事情を聴いていました。男性は調べに対し「妻の遺体を焼却炉に遺棄した」という趣旨の供述をしており、殺害をほのめかす内容も話しているということです。
男性は2026年4月23日も通常通り勤務にあたっていたことが関係者の話で分かっています。警察は男性の供述に基づき、園内の状況確認を進めるなど慎重に捜査を続けています。
旭山動物園は「行動展示」で全国的に知られる施設ですが、現在は夏季営業に向けた準備のため、4月8日から28日まで休園期間中でした。営業再開は4月29日を予定しています。
妻の遺体を動物園の焼却炉で損壊した疑い 旭山動物園職員の男を逮捕
北海道警察は2026年4月30日、妻の遺体を勤務先の焼却炉で燃やしたとして、旭川市神楽に住む旭山動物園職員、鈴木達也容疑者(33)を死体損壊の疑いで逮捕しました。
警察の発表によりますと、鈴木容疑者は3月31日ごろ、旭川市立旭山動物園内にある焼却炉に妻の由衣さん(33)の遺体を運び入れ、焼却して損壊した疑いが持たれています。調べに対し、鈴木容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているほか、殺害をほのめかす供述もしているということです。
由衣さんは3月下旬ごろから行方がわからなくなっており、親族が4月23日に行方不明者届を提出していました。その後の任意の事情聴取に対し、鈴木容疑者が「遺体を焼却炉に遺棄して燃やした」と話したため、警察が園内の焼却炉を調べたところ、遺体の一部が発見されました。
旭川市によりますと、現場となった焼却炉は死んだ動物を処理するためのもので、一般の来園者が立ち入れない区域に設置されています。警察は、鈴木容疑者が職員という立場を利用して、この設備を使用したとみています。
この事件を受け、旭山動物園は当初4月29日に予定していた夏季営業の再開を、5月1日に延期することを決定しました。警察は141人態勢で捜査本部を設置し、殺人容疑も視野に事件の経緯を詳しく調べています。
旭山動物園職員の男を妻の死体損壊罪で起訴 殺人の疑いでも捜査 北海道旭川市
北海道旭川市にある旭山動物園の焼却炉で妻の遺体を損壊したとして、動物園職員の男が逮捕された事件で、旭川地検は勾留満期となった2026年5月21日、男を死体損壊の罪で起訴しました。また、男が「首を絞めて殺した」という趣旨の供述をしていることが、捜査関係者への取材で新たに判明しました。
死体損壊の罪で起訴されたのは、旭山動物園の職員である鈴木達也被告(33歳)です。起訴状などによりますと、鈴木被告は2026年3月31日の夜から翌4月1日の未明にかけて、妻の由衣さんの遺体を動物園内へ運び込み、敷地内の焼却炉で焼いて損壊したとされています。
妻の由衣さんが死亡した経緯をめぐり、鈴木被告が逮捕後の取り調べに対して「殺してから燃やした」という内容の供述をしていることが分かっていました。その後の捜査関係者への取材により、具体的な殺害方法として「首を絞めて殺した」という趣旨の話をしていることが新たに分かりました。
捜査関係者は取材に対し、殺人容疑での立件に向けた証拠が集まりつつあることを明かしており、警察の捜査本部は容疑が固まり次第、鈴木被告を殺人の疑いで再逮捕する方針を固めています。
旭山動物園職員の男を妻への殺人容疑で再逮捕
北海道旭川市にある旭山動物園の焼却炉で妻の遺体を焼損させたとして、死体損壊の罪で起訴されていた同園職員の男が、妻を殺害した疑いで再逮捕されました。
北海道警察は22日、旭川市神楽1条12丁目に住む旭山動物園職員、鈴木達也容疑者(33)を殺人の疑いで再逮捕したと発表しました。鈴木容疑者は「間違いありません」と述べ、容疑を認めているということです。
発表や捜査関係者への取材によると、鈴木容疑者は2026年3月31日の午後6時半頃から午後8時35分頃までの間に、自宅で妻の由衣さん(当時33)を殺害した疑いが持たれています。鈴木容疑者は「妻からの要求に不満があった」という趣旨の供述をしており、「ロープを使って首を絞めて殺害した」と容疑を認めているとのことです。
警察は自宅周辺の防犯カメラの映像などから、鈴木容疑者が帰宅後に由衣さんを殺害し、車で遺体を動物園に運んで燃やしたとみています。園内からは切り分けられたようなものを含む複数のロープが押収されており、殺害や遺体の運搬に使われた可能性があるとみて調べています。また、園内からは由衣さんのものとみられる損壊したスマートフォンも見つかっており、鈴木容疑者が破壊を認めていることから、警察はデータ消去を図った可能性があるとみて捜査を進めています。
なお、鈴木容疑者は21日の時点で、死体損壊の罪により旭川地方検察庁から起訴されていました。
旭山動物園の職員の男を妻に対する殺人罪で追起訴 北海道旭川市
北海道旭川市にある旭山動物園の職員、鈴木達也被告(33)が、妻の遺体を焼却炉で燃やし損壊した罪に続き、妻を殺害した罪でも起訴されました。旭川地検が2026年6月12日に追起訴しました。
起訴状などによりますと、鈴木被告は2026年3月31日の午後6時30分ごろから午後8時40分ごろまでの間に、旭川市内の自宅で妻の由衣さんを殺害した罪に問われています。鈴木被告はこれまでの警察の調べに対し、「ロープで首を絞めて殺した。殺した日に焼却炉で燃やした。妻は灰になった」という趣旨の供述をしており、犯行を認めていました。
2026年4月下旬に由衣さんが行方不明になったことを受けて警察が旭山動物園の焼却炉を捜索したところ、由衣さんの骨が複数発見されました。これにより鈴木被告は、5月に遺体を燃やして損壊した罪で起訴されていました。
動機について鈴木被告は「妻に異性関係を疑われた」などと、妻からの要求に不満を抱いていたという趣旨の供述をしています。また、鈴木被告のスマートフォンからは、事件の数か月前から「絞殺」「焼却炉 時間」「殺人と傷害致死の違い」といった犯行に関する内容を検索した履歴が残っていたことが分かっています。捜査本部は、計画的に犯行に及んだ可能性があるとみて調べています。
旭川地検は鈴木被告の認否を明らかにしていません。



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