北海道下川町の公社で2400万円の使途不明金 経理担当の女性職員を懲戒解雇(続報あり)

北海道上川管内下川町にある一般財団法人「下川町ふるさと開発振興公社」の2024年度決算で、約2400万円の使途不明金が見つかった問題で、下川町は4日、経理を担当していた女性職員が資金を横領していたと発表しました。

町によりますと、この女性職員は公社から懲戒解雇されたということです。

町は、経緯や詳しい金の流れについて調査を進めるとしています。

下川町ふるさと開発振興公社の元職員が業務上横領の容疑で逮捕 使途不明金は計4700万円に上る

北海道警名寄署は2026年6月23日、一般財団法人「下川町ふるさと開発振興公社」の元職員で、北海道稚内市に住む無職の渡辺真奈美容疑者(60)を業務上横領の疑いで逮捕しました。

発表によりますと、渡辺容疑者は北海道上川管内下川町にある同法人の五味温泉事業部で経理などを担当していた2025年5月2日頃、業務上預かり保管していた売上金11万円を、下川町にある金融機関から自らが管理する口座に振り込んで横領した疑いが持たれています。

警察の調べに対して渡辺容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。

同法人の監査で使途不明金が発見されたため、法人側が警察へ被害届を提出していました。同法人は2025年6月に、横領に関与したとして渡辺容疑者を懲戒解雇処分にしています。

また同法人は2026年6月26日、一連の使途不明金が計4700万円に上ることを発表しました。渡辺容疑者は逮捕前に行われた同法人の調査に対し、不明金全額の着服を認めていたということで、警察が余罪などの関連について調べを進めています。

指定管理を委託する下川町ふるさと開発振興公社元職員の逮捕を受けた町のお詫びと対応

北海道下川町は2026年7月2日、五味温泉の指定管理者として業務を委託している「一般財団法人下川町ふるさと開発振興公社」の元職員が業務上横領の容疑で逮捕されたことを受け、公式にコメントを発表しました。

下川町は、町民や温泉利用者の信頼を損なう重大な不正行為が行われ、不安を生じさせている事態について深く陳謝しています。

現在は警察による捜査が進められている段階であり、下川町は今後の捜査の行方を厳正に見守るとしています。同時に、同公社に対して警察への全面的な協力と再発防止の徹底を強く要請したとのことです。

下川町は、事件発覚後に同公社が作成した業務改善計画書(再発防止策)が着実に履行されるよう厳格な監視と指導を行い、連携して信頼回復に全力を尽くす方針を示しています。

カテゴリー
詐欺・横領みなし公務員・団体職員懲戒処分など
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