和歌山県田辺市は2026年5月27日、誤った顔写真が登録された状態のマイナンバーカード1枚を交付していたと発表しました。2022年の交付時、申請者側から写真が別人であるとの指摘を受けていたにもかかわらず、当時の担当職員がそのままカードを渡していたということです。
発表によると、2022年8月に保護者が子ども2人分のカードをインターネット経由で申請しました。その際、2人のうち1人の顔写真を、もう1人の子ども用としても誤って添付したとのことです。
同年12月に市行政局でカードの交付が行われた際、保護者が顔写真の誤りを指摘しましたが、対応した住民福祉課の職員は「2人の容姿がよく似ているため、利用する上で不都合は起きないだろう」と独自に判断し、再交付の手続きを行いませんでした。
その後、誤った顔写真のカードを交付された子どもが、医療機関で保険証としてカードを使用しようとした際、顔認証ができなかったことから、2026年5月14日に市へ連絡があり事態が発覚しました。なお、カードの再交付手続きはすでに完了しているとのことです。
田辺市市民課は「今後はカードを交付する際、毎回複数人で本人確認を行うことを徹底し、再発防止に努める」と説明しています。



コメント