2025年分の国会議員所得が公開 平均3003万円で前年から増加 最高額は自民党の中西健治衆院議員

衆参両院は30日、国会議員資産公開法に基づき、2025年分の国会議員の所得等報告書を公開しました。公開の対象となったのは、2025年の1年間を通じて在職した衆議院議員293人と参議院議員178人の合わせて471人です。議員1人当たりの平均所得は3003万円で、前年から490万円増加しました。

所得額の最多は、東京都などを中心に活動する自民党の中西健治衆議院議員で11億4015万円でした。上場株式の売却益が9億6645万円、配当が1億4834万円に上り、利益の約9割を占めています。所得が10億円を超えたのは中西氏と、同じく自民党の田村憲久元厚生労働相(10億2350万円)の2人でした。また、所得総額が1億円を超えた議員は前回の4人から7人に増加し、内訳は自民党の議員6人と、国民民主党の鈴木義弘衆議院議員(1億1002万円)となっています。

政党別の平均所得では、自民党が3512万円でトップとなり、次いで国民民主党が2438万円、日本維新の会が2352万円、社民党が2266万円などと続きました。

首相官邸を拠点とする高市内閣の閣僚平均所得は2869万円でした。主な閣僚の所得は、茂木敏充外務大臣が8258万円で最も多く、次いで高市早苗内閣総理大臣が3641万円、林芳正総務大臣が3450万円となりました。最も少なかったのは赤間二郎国家公安委員長で2149万円でした。

対象となった与野党9党首の所得比較では、高市早苗首相が3641万円でトップとなり、3000万円を超えたのは高市氏のみでした。高市氏の所得のうち、議員歳費や首相給与による給与所得は2359万円で、原稿料や印税などの雑所得は前年から383万円増の1282万円でした。全党首の平均所得は2453万円です。

他党首の所得は

  • 国民民主党 玉木雄一郎代表 2882万円
  • 日本維新の会 藤田文武共同代表 2709万円
  • 公明党 竹谷とし子代表 2289万円
  • 社民党 福島瑞穂党首 2266万円
  • 立憲民主党 水岡俊一代表 2108万円
  • 参政党 神谷宗幣代表 2107万円
  • 中道改革連合 小川淳也代表 2060万円
  • 共産党 田村智子委員長 2015万円

なお、昨年夏の参議院選挙で初当選したチームみらいの安野貴博党首と日本保守党の百田尚樹代表、および2026年1月に参議院議員を辞職したれいわ新選組の山本太郎代表は、2025年を通じて在職していないため対象外となっています。

このほか、役員報酬等を受けた企業や団体名を記載した関連会社等報告書も同時に公開され、参議院議員については新たに増加した資産を報告する資産等補充報告書も併せて提出されました。

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