富山市ファミリーパークで遊具の安全バーをロックせず運行

富山市ファミリーパーク公社は7日、富山県富山市にある市ファミリーパーク内の遊園地において、遊具の安全バーをロックしない状態で運行したと発表しました。この事案による乗客のけがはありませんでした。職員による確認の見落としが原因とされており、同公社はパーク内にあるすべての遊具の運行を停止し、再発防止策の検討を進めるとしています。

発表の内容によると、5日午後3時頃、椅子型のゴンドラ(定員2人)が最高で高さ約8メートルまで上下に動きながら旋回する遊具「パラトルーパー」において、安全バーのロックが施されないまま運行が行われました。

当時、全12台あるゴンドラのうち5台に乗客が乗っており、そのうち小学生2人が乗車していた1台のロックが未施錠の状態であったのを、職員が見落としていたとのことです。

このゴンドラの安全バーは扉のような形状をしています。本来の作業手順では、運行を開始する前に扉を閉め、職員が側面のレバーを上下に操作して金具を差し込むことでロックをかける仕組みとなっていました。

運行中に職員が目視によってロックがかかっていない事実に気付きましたが、運行終了の直前であったこと、また緊急停止をさせると高い場所にゴンドラが留まる恐れがあることから、そのまま運行を継続しました。乗車していた2人にけがはありませんでしたが、運行終了後に職員が児童と保護者に対して謝罪を行いました。

安全バーのロック見落とし事案は、この遊具が設置された1996年以降で初めての事例であるとのことです。これを受けて、6日から遊園地内にある4台の遊具すべてが運転停止となっています。公社は見落としが発生した経緯について検証を行い、再発防止に向けた対策を検討する方針です。

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