熊本県美里町は20日、職員組合の資金約350万円を着服し、私的に流用したとして、建設課に勤務する27歳の男性主事を懲戒免職処分にしたと発表しました。
町によりますと、この職員は職員組合の会計を担当していた2022年7月から2026年1月までの間、組合員の給与から控除された共済掛金や、上部団体から支給された旅費などを複数回にわたって着服していました。流用した資金は、自身の生活費や遊興費、ギャンブルなどに充てていたということです。
この行為は地方公務員法の「信用失墜行為の禁止」に著しく違反するとして、2026年2月20日付で最も重い免職処分が下されました。なお、被害額についてはすでに全額が弁済されており、職員組合側は刑事告訴を見送る方針です。
今回の不祥事を受け、管理監督責任として町長は給料の10%(2か月)、副町長は5%(2か月)を減額する方針で、関連する条例案が3月議会に提出される予定です。美里町長は「町民の皆様に多大なるご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます」と謝罪し、今後は公金の管理体制を抜本的に強化し、再発防止に努めるとしています。




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