大阪市水道局の57歳職員が懲戒免職に 公用車の私的使用や手当の不正受給が発覚

大阪市水道局は2026年3月24日、公用車の私的使用や超過勤務手当の不正受給などを繰り返したとして、水道局に所属する57歳の男性技能職員を同日付で懲戒免職処分にしたと発表しました。また、管理監督責任を問い、上司2名についても文書訓告としています。

市によりますと、この職員は2025年7月から8月にかけて、実際の退勤時刻よりも遅い時間を他人に打刻させる手口で、約1万円の超過勤務手当を不正に受給していました。その際、勤務中の部下に公用車で送迎させていたことも判明しています。

さらに、休日の振替勤務においても他人に不正打刻を依頼し、実際には1時間から3時間程度しか滞在せず業務を行わなかったほか、自家用車での不適切な通勤も確認されました。2025年10月には、部下に公用車を運転させて商業施設へ行くなど職務専念義務に違反し、その際にドライブレコーダーの電源を抜くといった隠蔽工作も図っていました。

一連の調査に対し、職員は客観的な証拠があるにもかかわらず「根拠のない供述」を繰り返し、不正を認めていないということです。本件は2025年3月に寄せられた「不正打刻や公用車の私的使用がある」という外部からの情報提供をきっかけに、防犯カメラの映像解析などの内部調査で発覚しました。

大阪市水道局は「市民の信頼を著しく損ねたことを深くお詫び申し上げる」とコメントしています。今後は局内に服務調査チームを立ち上げ、全水道センターを対象としたアンケートや調査を実施するなど、再発防止と信頼回復に努める方針です。

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地方公務員詐欺・横領懲戒・不祥事
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