愛媛県西条市は3月2日、定例市議会本会議で、高橋敏明市長による職員へのパワーハラスメントの有無を調査した外部委員会などの結果を報告した。
報告によると、庁内での協議中に職員に対し大声で「ばかやないんか」「もういい出ていけ」などと発言した2件について、パワハラに当たると認定した。
一方、多目的ホール新設計画などに向けた国への交付金申請を巡る市長の庁内対応については、パワハラとまでは断定できないとしながらも、職員の意見を軽視するなど問題のある行為だったと結論付けた。
愛媛県西条市長選で元副市長の越智三義氏が初当選 パワハラ失職に伴う出直し選挙
愛媛県西条市の前市長である高橋敏明氏(67)のパワーハラスメント問題を巡り、同氏の失職に伴って実施された市長選挙が17日に投開票されました。その結果、いずれも無所属で立候補していた元副市長の新人で、61歳の越智三義氏が、再出馬した高橋氏を破って初めての当選を決めました。今回の選挙では、これまでの市政に対する信頼をどのように回復していくかなどが主な論点となり、投票率は50.22%を記録しています。
初当選した越智氏は、ハラスメントを防止するための条例づくりを進めることや、地域の産業育成、医療および福祉体制の強化などを求めて支持を広げました。一方で高橋氏は、市議会の議員定数を減らすことや、家庭用ごみ袋を無料にすることなどを公約に掲げて選挙戦を展開していました。
この選挙の発端となった問題では、高橋氏が市の職員と協議をおこなっている際に「ばかやないんか」や「出て行け」といった激しい言葉を浴びせた言動について、弁護士で構成された調査委員会からパワーハラスメントであると認められました。これを受けて市議会が不信任決議を可決したため、高橋氏は3月29日付で自動的に市長の職を失っていました。



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