新潟県立高校柔道部生徒の自殺を監督の行きすぎた指導が原因と認定

2024年に新潟県立高校の柔道部に所属していた当時3年生の男子生徒が自殺した問題で、県の第三者委員会は調査報告書を公表し、部活動の監督による不適切な指導が主な原因であると結論付けました。

報告書では、当時柔道部を指導していた男性教諭による行きすぎた指導が自殺につながったとして、いわゆる「指導死」と認定されました。県教育委員会によりますと、第三者委員会が指導死を認定したのは新潟県内では初めての事例だということです。

この報告を受け、4月27日に県教育委員会が遺族へ謝罪しました。報告書の中では、柔道部には監督の他に3人の副顧問が在籍していたものの、部活動にほとんど関与していなかった実態が指摘されています。組織的な危機管理体制の不備や、スクールカウンセラー等の介入があれば事態を防げた可能性についても言及されました。

第三者委員会は、教員の直接的な指導に加え、それを是正できなかった学校側の責任も極めて重いとの見解を示しています。

太田勇二県教育長は、今回の結果を大変重く受け止めていると述べ、再発防止に全力を尽くす考えを表明しました。県教委は今後、各学校の部活動に関する実態調査を実施し、近く遺族のもとを直接訪れて謝罪を行う方針です。

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教職員懲戒・不祥事
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