自衛隊長崎地方協力本部は2026年6月1日、採用試験において本来は不合格であった受験者2人に対して誤って合格の通知を送付したとして、関係した隊員5人を減給や戒告などの懲戒処分にしたと発表しました。
長崎県にある自衛隊長崎地方協力本部と陸上自衛隊西部方面総監部によりますと、所属する隊員5人は2025年9月から10月にかけて実施された「令和7年度・第2回一般曹候補生第2次試験」において、結果の入力ミスや確認不足を発生させました。具休的には、身体検査の結果をパソコンに入力する際、1等陸曹が本来「不合格」とすべきところを誤って「合格」と入力したということです。その後、この1等陸曹の上司である職員1人と、西部方面総監部の職員2人もこの誤りを見過ごし、受験者2人に誤った合格通知が送られてしまいました。
事態は2026年3月に、採用者の受け入れを予定していた部隊から「採用候補者名簿の中に身体検査で不合格となっている者が含まれている」との連絡が同本部にあったことで発覚しました。
これを受けて同本部は、データ入力を行った1等陸曹や確認の立場にあった隊員ら計5人に対し、減給1カ月などの懲戒処分を下しました。また、誤った通知を受けた受験者2人に対しては、身体試験の内容を見直した上で、2026年3月23日に謝罪と正式な合格通知を行いましたが、2人とも入隊を辞退したということです。
自衛隊西部方面総監部の鳥海誠司陸将は、「自衛隊の採用試験に関して、受験者及び保護者並びに関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。今後は更に教育指導及び監督を確実に実施し、再発防止策を徹底して、同種事案の再発防止に努めます」とコメントしています。


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